京都新聞連載5回目です

京都新聞夕刊のマンスリー連載企画「きものを未来へ 〜アルチザンの手技〜」の第5回目は「摺型友禅」の多ち花です!
摺型友禅はその配色や柄によって異なる型紙を約28枚ほど使い、染めや防染などまで全て型を使用して染められます。また筆ではなく、丸刷毛で摺込んで染める色柄の表現は染料の配合から、摺込みの力加減までかなりの熟練を要する染色技術としてはかなりの高等技術です。

先代の急逝により若くして家業を継いだ河合洋平は、多く着物ファンを魅了した偉大なる先代河合憲一と同じ型紙を使い、河合洋平独自の世界観で新しい多ち花の摺型友禅を作り続けています。

今後の多ち花の美しい摺型友禅の作品にご期待ください!

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